TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6
- 著者:加藤優
- お薦め度:80%
- 所感:言うまでも無いですが、難しいです。700点~800点台以上の人にお薦め。
5/26 の 第240回が終了しましたので、掲題の本について書きます。
今回は abceed analytics のアプリでやっており、厳密には「書籍」ではないんですけどね。
旧版での私の戦績
前にも書いたとおり、この本については、昔、新形式前の旧版(2011年の初版)で購入しています。
まずは、その時の戦績(正答率)を晒してみましょう。
- 1st Round:34%(1周目)、65%(2周目)
- 2nd Round:42%(1周目)、65%(2周目)
- 3rd Round:26%(1周目)、50%(2周目)
- 4th Round:57%(1周目)、65%(2周目)
- Final Round:38%(1周目)、42%(2周目)
2011年の秋頃です。
ひどいっちゃぁ、ひどいけど、この時はまだ、600点台後半をうろうろしていたので、まぁこんなもんでしょうね。
「600点台ごときで、えらく premature な本を買うじゃねーか」
と思われるでしょうが、記憶が確かなら、これが加藤先生のデビュー作。
(少なくとも連名ではない単独は、これが初だったはず)
エッセンスで直接、御教導を賜った私としては、お礼を兼ねた ご祝儀の意味もあったんです。
改訂版での私の戦績
では、「それなりに経てきた」今の私が、改訂版で、どれくらい正答できるようになったか。
2周目が終わった時点では、こんな感じの正答率でした。
- 1st Round Part5:73%(1周目)、100%(2周目)
- 1st Round Part6:63%(1周目)、75%(2周目)
- 2nd Round Part5:60%(1周目)、87%(2周目)
- 2nd Round Part6:63%(1周目)、88%(2周目)
- 3rd Round Part5:60%(1周目)、80%(2周目)
- 3rd Round Part6:50%(1周目)、88%(2周目)
- 4th Round Part5:67%(1周目)、87%(2周目)
- 4th Round Part6:63%(1周目)、100%(2周目)
- 5th Round Part5:33%(1周目)、87%(2周目)※!!
- 5th Round Part6:50%(1周目)、50%(2周目)※!!
- Final Round Part5:53%(1周目)、87%(2周目)
- Final Round Part6:50%(1周目)、88%(2周目)
- Bonus Questions :42%(1周目)、83%(2周目)
旧版と同じ問題があるとは言っても、2011年の事なので、全くと言っていいくらい覚えていませんでした。(それってダメじゃんw)
1st Round Part5 が終わった時点では「ふん、まぁこんなもんか」と言う感じだったんですが、それ以降は、心を折られまくりでした。
ま、それでも、さすがに、2011年の旧版の時と較べると、雲泥の差ですね。
と言っても、ほぼ 5~6割かそれ以下なので、自慢できるほどではありませんけど。
因みに、2011年に解いた旧版、今回2019年に解いた改訂版、ともに制限時間は超えてしまっている場合が、ほとんどである事を、あらかじめカミングアウトしておきますw
ついでにもうひとつカミングアウトしておくと、1st Round Part5 の 2周目。abceed での復習のやり方をちょっと勘違いして、同じ問題を何度も解いてしまいました。
なので、答えを覚えてしまったがための 100% です。実質、80%超え程度だったろうと思います。
参考までに、以下は、炎の千本ノック! の初回の正答率です。
- Lesson 1:79% (1周目)
- Lesson 2:71% (1周目)
- Lesson 3:75% (1周目)
- Lesson 4:90% (1周目)
- Lesson 5:69% (1周目)
- Lesson 6:94% (1周目)
個人的には、炎の千本ノック! は「やや負荷高め」の難易度だと思っています。
それと較べても、900点特急が、いかに高難度なものか、がわかると思います。
千本ノック! では、それほど長考もしていませんしね。
敢えて「逆張り」はしないでやってみた
難易度の高い問題が並んでいるので、通常なら正解かもしれない感じのものを選んでも、不正解になる確率が高くなります。
となると、そうでない奴を選べば、より正答率が上がるかもしれない。
でも、通常の試験では「引っ掛けを含む高難度な問題」と「割と素直な問題」が一緒くたに出てくるわけですよね。
ですので、本書を解くに当たって、「イマイチ、答えがわからないな」と言う問題の場合、敢えて「通常なら、オレはこれを選ぶだろうな」と言うのを素直に選んで回答しました。
因みに、解説には、各選択肢のところに、それを選んだ人の割合が出ます。
で、ここで、オラの馬鹿さ加減を露呈してしまうだが、そこで選んだ奴や、普通にガチで間違えた奴の多くが、パーセンテージが一番低い奴が多いんですよね。
つまり、このレベルの本をやる人なら「絶対、そこは選ばないだろ」と言うのを選んでいるんです、私は。
ハッハッハ、どんなもんだい!(泣)
abceed analytics(アプリ)のメリット
今回は、書籍版は購入せず、abceed analytics のアプリで電子版を購入しました。
abceed はプレミアムで課金しているのに、最近使っていなかったので、もったいないな、と思っていたんです。
私は、同じ内容をやるなら、アプリよりは書籍の方が好き(ほら、ジジイだからさw)なんですが、これはアプリでもやりやすいし、むしろアプリの方が、より覚えられるかも。
内容は同じだし、音声の再生ツールがなかなか優秀。再生速度を上げても、結構自然なままです。
デメリットは、解説以外の序文や後書きが無いので、著者の思いが伝わりにくいのと(←すみません、これは超絶ウソでした。「一覧モード」で見れます)、Part6 の問題だと、書籍と違って、問題文の全体を俯瞰で見れないから、シーケンシャルにしか読めない点。
でも、後者はむしろ、負荷をかける意味でメリットに転換できる部分でもあります。
もうひとつ、注意点!
他の特急シリーズや、千本ノック! など、対象スコアが幅広な教本を、やっていない人(例えば、「元々英語は得意なので、DUOを流し見している程度だ」なんて人)は、対象が幅広なものを先にやった方がいいです。
個人的な意見としては、これをスタンダードとして見ちゃうと、本番で却って間違える可能性が高くなるような気がします。何故なら、
「通常の瞬殺問題か、と思ったら引っ掛けだった」
みたいな問題が多く載っているので、この本しか見ていないと、簡単な瞬殺問題でも逆張りしてしまうかもしれません。
まず、スタンダードな教本をやってから、この本に着手した方がいいと思います。
まとめ
ってほどじゃないけど。
最初に書いたとおり、今、600点とか700点を狙って勉強している人は、まだやる必要はないと思います。
800点、900点狙いの人なら、やって損はないです。
特に、900点を目指す人なら、何も考えずに買ってよし!
そして、今、700~800点台前半の人なら、ほぼ間違いなく、心を折られますw
(会社の人へ⇒)収益化してない素のリンクです!副業はやってないよ!!
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
- 作者: 加藤優
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/09/20
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
↓↓↓ブログランキング参加中です!↓↓↓