【書籍】(韓国公式)定期試験既出問題集LC・RC - TOEIC900点を達成したオレの雑録゛

(韓国公式)定期試験既出問題集LC・RC

著者：韓国ETS公式
お薦め度：65%
所感：「高地トレーニング」的な意味合いで購入。確かにリーディングは難物が多く、負荷をかける意味では有効かもしれない。但し、日本の公式問題集でも、この程度に難しいものはある。そして、リスニングは思いの外、簡単だった、so far。「公式の模試をいっぱい解きたい」と言う人向け
（言うまでもないですが、あくまでも、私の個人的な感想です）

何故、韓国の問題集を買ったのか？
- TOEIC大国である韓国
- TOEIC公開テストの過去問題集に関して
実際やってみてどうだったか？
素点換算で国内公式と韓国過去問のスコアを比較
結論：国内の公式問題集の方がムズい！
- でも、お薦めはできます
- お薦めできない点もある

何故、韓国の問題集を買ったのか？

ご存じない方もいるかもしれないので、まず「何故、韓国の問題集を買ったのか？」からいきましょうか。

TOEIC大国である韓国

韓国では日本以上に TOEIC が盛んです。日本以上のTOEIC大国と言っていいのではないかと思います。そして、その平均点は日本より高いんです。

かつては、イ・イクフンやユ・スヨンなどの教本が「高地トレーニング」的な教材として知られていました。*1

TOEIC公開テストの過去問題集に関して

英検とは異なり、TOEICの過去問題集と言う物は販売されていません。しかし、日本では過去問題集は出ていませんが、韓国ではこれがあるんです。公式なんですよ、これ。
ま、様々な事情で出したもののようですがｗ

国内では、YBMの公式問題集の翻訳版が出ています。しかし、そちらは「過去問題集」ではありません。

で、「韓国の公式の過去問なら、高地トレーニングに最適なんじゃないの？」と私は考えたわけです。

実際やってみてどうだったか？

が、しかし、どうやら私は思い違いをしていたようです。
TEST1～TEST5 の内、現在、TEST1 と TEST5 を終えたところです。
確かに、Part7などは、やや難物でしたが…。

Google スプレッドシートで作った素点換算用のツールで、国内の公式問題集4と、韓国過去問集の「初解き」を比較してみます。
（素点換算用ツールについては過去記事参照）

素点換算で国内公式と韓国過去問のスコアを比較

上記ツールを使用して素点換算したスコアが以下です。

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開始日から終了日まで随分時間が掛かっていますが、そこは軽やかに無視してくださいｗ

公式問題集の1周目、つまり「初解き」では、私は通常、素点換算で 800点を超える事ができません。公式LR問題集4 の TEST1 と TEST2 の「初解き」で私が取れた換算スコアは 735 と 760 でした。

しかるに、韓国版過去問では、私は TEST1 の初解きの素点換算で 800点台を取れているのです。
その後にやった TEST5 でも、790、と中々の高スコアを取れています。
ちょっと拍子抜けしました。公式問題集4 の方が、よっぽどヤバいですよ。
（まぁ、この過去問題自体が2016年とか2017年とかのですからね）

とにかくリスニングが、日本国内の公式と較べて、どうも簡単なんではないか、と言う印象ですね。それと Part7 はまあまあ難しいですが、公式問題集4 の方が遥かに難しいです。

パートごとで見ると、以下のようになります。

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