最近、「現役」と言う言葉で思い起こすのは、そりゃもちろん、イチロー引退の件でしょう。*1
しかし、ここでは敢えて、別の事を書きます。
私自身がアラカンである事から、印象に残った話です。
打首獄門同好会の還暦ベーシスト・junkoさん
打首獄門同好会のベース・junkoさんが「実は還暦だった」と言う話。
少し前に話題になっていたので、ご存じの方も多いかもしれません。
その激しい音楽性とステージパフォーマンスからは「還暦」と言う言葉は随分、そぐわない印象を受けると思います。
還暦を超えたロックのレジェンド数あれど
もちろん、還暦以上のロック界のレジェンドって沢山います。
私は、メタルが割と好きなのですが、スラッシュ・メタル四天王(メタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックス)のメンバーは概ね、アラカンで私と同世代。
メタルではありませんが、レッチリもアラカンで同世代です。
アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンが、ちょうど今、還暦。
オジー・オズボーンは 70歳。ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードは 67歳です。キッスやエアロスミスのメンバーも大体、70歳前後ですね。*2
メタルから離れれば、ローリング・ストーンズのメンバーはアラサン(「80歳は傘寿」だからアラサン。そんな言い方あるのか知らないけど)、ビートルズのポールとリンゴもそうです。
レジェンド達とjunkoさんの違い
上記に挙げたレジェンド達とjunkoさんの違い。
それは、junkoさんの「圧倒的現役感」ですね。
体調不良でツアー延期になったりするバンドも多いし、直近・現行のライブツアーを最後にツアー引退を明言しているバンドもいます。(オジー、スレイヤー、キッスetc.)
もちろん、その一方で、まだまだ元気で現役のレジェンドもいます。
そして、それを「老醜」と捉える人もいると思います。
でも、私は、おそらく自分自身が年寄りと言うのもあり、そこに「老醜」は感じないんですよ。ま、バンドにもよりますけど。
そうは言っても、やはり全体に漂う「年寄りが頑張って現役を続けている」感は、確かにあります。
でも、junkoさんに、そう言う気配って感じないですよね。
見た目が若い感じだと言うのが一番大きいと思いますが、体もキレてるし「年寄りが頑張ってる」感があまり見受けられない。
まぁ、だからこそ、カミングアウト時のギャップを、みんなが感じたわけであり、だからこそバズったんだと思います。
で、オレはどうなんだ?
で、自分はどうなんだ、と思うわけです。
要は「かくありたし」と思うわけですよ。
私はアラカンで現役で現場仕事(SEなので「ITに於ける現場」と言う意味です)をしています。因みに、40~50代で現場にいる人が沢山いるような職場です。
年齢的に、プロジェクトを回す系の仕事も当然あるんですが、どちらかと言えばプレイヤーだと思います。
「オレがいないと回らない」みたいな「ジジイ特有の感覚」は、マジで全く持っていません。
それでもまぁ「邪魔にはなっていない」だろう程度の自負はあります。
いれば、そこそこ便利だよね?的な。ね?(って誰に聞いてるんだw)
アラカンくらいだと、まだ「全然イケる」と言う感覚はありますね。これはね、この年になってみないとわからないと思います。
明日はどうなるかわからないけど、とりあえず so far 、どうにもならないほど体調が悪いと言う事もなく、英語の勉強をしていても、初めて見るような知らない単語でも、まぁまぁ覚えられる。(同じくらいのスピードで忘却しているような気もするがw)
その一方で、老いは確実にやってくるし、現実的な終活の話しだけでなく、日々の暮らしの中でふと湧きあがる「メメントモリ(死を思え)」的な感覚も、そりゃありますよ。*3
それでも、なお、junkoさんみたいな人を見ていると、「あぁ、全然イケるじゃん」みたいな感覚を呼び覚まされる思いがします。
800点台から700点台に落ちたからって何だ!
死にゃしねーよ!
ってね。(メチャメチャ引きずってるじゃねーかw)
ま、要するに!
以上、5月に向けて(何度も書いているとおり 4月は受けないので)、クッソ勉強していくぞ!と言う事を、持って回った言い方で書いてみました。
オレを敵に回した事を後悔させてやるぜ。的な。ね?
(って、だから誰に聞いてるんだ)
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