- Forest の著者は、幼なじみでバンド仲間なんです
- 文法書をどう使っていますか?
- ディクテーションにより基礎知識の欠如が見える
- もう一つのきっかけ「副詞(句)の挿入」
- 君は「一億人」か「Forest」か?
Forest の著者は、幼なじみでバンド仲間なんです
以前にもちょっと書いたんですが、私が持っている文法書は、「総合英語 Forest 6th edition」と「一億人の英文法」です。
Forest は、現在は Evergreen として書店に並んでいます。
で、ここで書き出しからいきなり脱線。
これまた、その記事にも書いたとおり、Forest(現Evergreen)の著者の一人は、私の小・中学校の同級生です。
中学・高校の時には一緒にバンドをやり、それから20年後くらいに再び、一緒のバンドでライブをやった仲です。
さらに幾星霜、アラフィフになってから、私は職場の都合で TOEIC を受けるようになり、Forest を購入。その数年後にようやく著者が彼だ、と気がついたと言う…。w
私は「プログレ」と「ブルース」と言う、2種類のジジイ属性を持つ「遅れてきたメタラー」(*1)って感じの人なのですが、この友人は何人かいる「プログレの師匠」の中の最初の 1人と言っていいと思います。また、バンド仲間であると同時に、ギターの師匠の 1人でもあります。
文法書をどう使っていますか?
閑話休題。本題に入ります。
この記事から引用。
今は、文法書は Forest(現Evergreen)だけでなく、「一億人の英文法」も持っています。
リファレンスとして、両方確認する事で、理解がより深まると思ったからです。1冊持つなら、となると、これがまた難しい問題でして。
- Forest:問題集を解いて答え合わせをする時のリファレンス
- 1億人:読み物として、1冊丸々読んで文法の勉強をする
ですかねー? あくまでも個人的な意見です。
基本的には、このとおりの使い方ではあるんですが、実際には「文法書を 1冊丸々読む」なんて言う苦行のような勉強はした事がありません。
(やろうとして挫折した)
でも、文法の勉強は、500~600点台以下の人が、どこかで通らねばならぬ道だと思います。私の場合、それは Forest でも 一億人 でもなく、小石裕子 先生の「英文法 出るとこだけ!」でした。
これも以前書いたとおり、この「英文法 出るとこだけ!」で文法の叩き直しをやっていなかったら、私は、今、このブログを書いていなかったと思います。
話しを戻します。
丸々通読するような勉強はしていないと言う事は、私はリファレンスとしてしか使っていない、と言う事ですね。
実は、このブログを書き始めた頃は、リファレンスとして文法書を見ると言う事すら、もうほとんど、していませんでした。
でも、こんな記事を書いている事からもわかるとおり、最近、また見るようになっているんです。
文法叩き直しの新たなフェーズが必要なんだろうな、と言うのを感じているからです。
それは、500点台から600点台に上がった時にやったような「TOEICで、ある程度のスコアを取るための」文法の勉強ではなくてですね。
アビメを見ると、私は、文法の部分は大体80%以上は取れています。
ここをさらに上げるため、と言うよりは、「文章読解の速度と精度を上げる」ための文法の勉強が必要だな、と感じているんです。
ディクテーションにより基礎知識の欠如が見える
そのきっかけとなったのが、ディクテーション。
iKnow! でディクテーションしている時は、「自分に甘いモード」なので、それほど意識していないんですが、たまに公式問題集で答え合わせの前に、ディクテーションをする時があります。
この時です。この時に毎回思うのが、
「オレ、ひでぇな。基礎がなってないんだな」
と言う事。
バカ耳による聴き間違いからのバカ解答は、ブログネタにもってこいなので、その内に別記事として書きます。
でも、もしですね、文法の基礎がもっと伴っていれば、聴き間違えた(聴き取れなかった)としても、聴こえない部分を補完して推測できるはずなんですよね、本来は。
そこが全くできていない。
もう一つのきっかけ「副詞(句)の挿入」
ディクテーションで見えてきた「基本的な文法知識の欠落」。
それ以外でも、普通に問題集やパート毎の参考書の問題を解いていて「アレ?」ってなる事があります。
これから書くのは「え?お前そんな事も知らなかったの?」と言う、英語学習者としてちょっと恥ずかしい話なんですが、まぁ今さら取り繕ってもしょうがないので書きます。
(ちょっとネタバレ含むので公式問題集、及び、炎の千本ノック! に取り組み中、またはこれから解く人は注意)
問題集をやっていて、通底したパターンで間違えている事がよくあります。
最近見えてきた、その一つが「副詞(句)の挿入」。
具体的に言うと nevertheless と however が使われている問題でした。
答え合わせをした時に、最初「え?nevertheless ってこんな位置に入れていいの?」と思ったんです。まぁ、でもその問題は、納得できました。
で、その次に、最近やった奴だと、however がカンマで挟まれて文中に来るのが正解だった、ってのがあって。
これがどうにも答え合わせで納得いかないわけですよ。
「どう考えても、therefore でしょうよ!こんな場所に however 入らないでしょうよ!これさぁ、間違いなんじゃねーの?IIBCさんよぉ」と半ば逆切れ。
でも、ふと冷静になって考えてみたら、鈍い私にもわかってきました。
「これ、nevertheless でヤラレタ時と同じパターンだな」
さて、実際にこう云った疑問が湧き起った場合、皆さんはどう解決しますか?
多分、まずググりますよね。私もそうです。
今回の場合、「however カンマ 位置」で調べました。
結果、まさしく知りたい情報が手に入りました。さすがです。GAFA怖いわー、って感じです。
そうかー、文中のどこに入れてもいいんですねー。
これね、普通に穴埋めでない文章を読んでいる時は、違和感なく読めていると思うんですよ、どの位置にあっったとしても。
でも、正しい知識として「副詞(句)の挿入」を意識していないから、穴埋めとして出てくると途端にわからなくなるんです。
こう云った事を、中学とか高校の時にされていたんですねー、受験勉強をしていた皆さんは。怖いわー、受験怖いわー。*2
君は「一億人」か「Forest」か?
で、ここで「なるほど、そうなのか!」で終わらないのがアラカンと言うもの。
書籍で、紙で、確認したいんですよ。
世間では一億人アゲ、Forestサゲ?
世間の一般的な評価として、一億人アゲ、Forest(Evergreen)サゲな印象を私は持っています。
(あくまでも私の中のイメージね)
「Forest?obsolete だね、out-of-date だね、もはや archaic だね」
ホントですかね?文法に新しい/古いなんてあんの?
「一億人の英文法」は「まず全ページ熟読しろ!話はそれからだ。索引?お前の頭の中に作ればいいだろが」みたいな感じなんですよ。
それと、なんかー、使っている人達の、大西先生LOVE♥な人以外を徹底的に排他してくる感じがするんですよ。
「え?お前、ラジオ英会話、1回も聴いた事ねーの?…うっわ…いたよ、すっげーバカが、ここに」みたいな。
(あくまでも私の中の(ry
そうは言いつつも、「一億人の英文法」は、何と言うか、「より今日的な覚えさせ方」とでも言うのかな。sophisticated ですね。state-of-the-art ですね。
確かに、以前も書いたように「マルッと1冊読んでお勉強」なら 一億人 に軍配が上がるような気はします。
(○っちー先生、すまん)
リファレンスとして優れているのは Forest!
それでも、私のように「リファレンスとして使いたい」のであれば、圧倒的に Forest(Evergreen)の方が調べやすいです。
(あくまでも私の(ry
著者が幼なじみだ、と言うひいき目ではなく、実際に使ってみてそう思います。
今、手元に、「Forest(Evergreen)」と「一億人の英文法」両方お持ちの方は、上記の「副詞(句)の挿入」について調べてみてください。
私は Forest では数分で見つける事ができました。
非常に細かい、fine-grained な索引がそれを可能にしていると思います。
一方、「一億人の英文法」では該当箇所を見つける事ができませんでした。
ま、これを以って、どっちが優れている、なんて事を言いたいわけではないんです。
どちらか一方をアゲたりサゲたりは、あまり建設的ではないので、みんななかよく。
(え?「散々、一億人サゲしてた」って?それはあなたの中のイメージでしょう)
いずれにせよ、今の私には、今回挙げたような問題点が内在していると言う事です。
そして、これはほんの一例であり、この手の「知識が欠落しているから間違える」と言うパターンの問題がもっと沢山あるはずなんです。
これが、「オレ的 文法叩き直し 2.0」(今、考えたw)の必要性を感じている理由です。
以上、本稿、終わり。
P.S.
今日のタイトルはですね、昔々、その昔、中村とうよう存命中のミュージックマガジンに「君はPhew派か美潮派か?」ってのが書いてあって、それ読んで、大笑いしましてね、当時。それを念頭においたタイトルなんです。
いや別にその事自体はどうでもいい。気にしないでいいですよ。いや、ホントに。
ちょっと音楽系の話での脱線が多めだったかな。ここじゃないもう一つの方のブログで書くべき話もあったけど、まぁ、それもこれもバンド仲間の友人がたまたま、Forest(Evergreen)の著者だった、って事で、ご勘弁を。
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