[TOEIC900点を目指すオレのためのブログ]

TOEIC900点を達成したオレの雑録゛

アラカンで920点取得した後の雑駁な日々

オレ的にプログレな動画たち。

前回メタル中心でしたが、今回は「オレ的にプログレ」系の動画のご紹介。
(例によって公式のものだけ)

Potoo. Song of the night

今回の投稿のきっかけはこれ。微力ながら拡散しようと思いまして。

タチヨタカの鳴き声を調べていて見つけた動画。初めて視たのは去年だったと思います。

カメラが捉えたタチヨタカの夜の姿。
これは、その元動画に、投稿者がギターとシンセとパーカッションを重ねたもの。

鳴き声が完全に「うた」になっている。

もちろん、鳥の鳴き声そのものが『純然たる音楽』なのであって、余計な人工音を附加する必要などない、と言う意見もあるとは思います。

でも、このアプローチ、私は好き。これ、もうプログレでしょ!

1:40 辺りで短調になるところはグッと来るわね!

この人のチャンネル、動画はこの1本だけ。SoundCloud には他に数曲あり。歌声からすると、女性みたいですね。

Snarky Puppy - Lingus (We Like It Here)

これ以降の動画は、ココログの方には、ちょいちょい書いているネタなので「今さら感」半端ないんですが、はてなブログでは全然書いてなかったので書きます。

スナーキー・パピーはジャンル的には、ファンク、ジャズ、フュージョンのミクスチャー。私は2016年に来日公演を観に行きました。

この曲は、少年のようなキラキラ瞳のコリー・ヘンリーのアイコニックなシンセ・ソロが見どころ。
いわゆる「興が乗り過ぎてソロが止まらなくなってしまった」系。4:20 辺りから 8:15 過ぎまで延々と続きます。「向こうの世界」から戻ってきたあと、ホーンが入ってからもソロは続くので、全体の半分くらいはこの人のソロw

そして、もう1人のシンセのソリスト、コワモテのショーン・マーティンが、それ見て呆れる表情の変化も見もの。
  ↓
6:07「おお~、やっぱ上手いな、こいつ」
6:19「ん?何か、長くね?」
6:42「おい、また始まっちまったよ

みたいなw

さて、この人達については、ファンクやフュージョンと言う文脈で語られることがほとんど。プログレなおともだちの場合、存在にすら気がついていない(もしくは知ってるけど特に気にかけていない)人がまだまだ多いのではないかと思われ。

シンフォ系が好きな人には薦めないけど、ジャズ・ロック系が好きな人は must watch ですぞ!

Michael League - In Your Mouth (Official Music Video)

そのスナーキー・パピーのリーダー、マイケル・リーグのソロ。

これ、もうプログレでしょw。ピーター・ゲイブリエルかと思ったもの。

「シンセを使って民族楽器的な音を出す」ところを民族楽器そのもので弾いているところがミソね。

Zildjian LIVE! - JD Beck (Featuring DOMi)

これもスナーキー人脈から。


(※動画は、敢えて、途中のインタープレイのところから貼っています)

若き超絶バカテクコンビ DOMi & JD Beck
DOMi(キーボード)はフランス人で、コンセルヴァトワール飛び級で卒業後、バークリー音楽院に入ったと言うマジでとんでもない才媛にして美少女

JD Beck(ドラム)は13歳からプロキャリアをスタートして、まだ10代!w
いや、こいつはね、マジでとんでもない奴ですよ!

そして、プリンス晩年のお気に入りベーシスト、MonoNeon。
こいつもマジでとんでもない奴ですぜ!

この3人の超絶インタープレイからの、JD Beckマジあり得ないドラムソロ。eargasm!!

客も笑顔だけど、余りの凄さに共演者も笑いがこぼれる。

若い頃だったら、これ視ても「巧いなー!」とは思っても「魂が入ってないな、グルーヴがない」とか知った風なことを言っていたかもしれない。

前にも書いたけど、「グルーヴとテクニックは関係ない」なんてことはない。ここには、超絶技巧を経た「向こう側」で獲得し得る至極のグルーヴがある。

これって実は、ここ10年くらいでようやく到達した境地。加齢って素敵ねw
(あー、それが若い頃にわかってたら、もっと練習したわよねww)

さて、この人達については、ファンクやフュージョンと言う文脈で語られることがほとんど。プログレなおともだちの場合、存在にすら気がついていない(もしくは知ってるけど特に気にかけていない)人がまだまだ多いのではないかと思われ。(2回目)

シンフォ系が好きな人には薦めないけど、ジャズ・ロック系が好きな人は must watch ですぞ!(2回目w)

ところで、ジルジャン(シンバルの有名メーカー)主催のこのライブ・シリーズは、ホストバンドが Ghost-Note。
ロバート・“Sput”・シーライトとネイト・ワース(スナーキー・パピーのドラマーとパーカッショニスト)を中心とするバンドです。
Sput も凄いドラマーなんですが、ここではキーボードでサポートに徹しています。

この動画が、気に入ったら、今度は是非、Sput と JD のキ○ガイ会話、

JD「230 BPMにしていい?」
Sput「ああ、いいよ。オレ、音1個しか弾かないから」

に戻って最初から聴こう!

最後に蛇足。動画に小学生のお子さんが出て来るけど、彼は、サンダーキャットやレッチリのフリーから大絶賛されているユーチューバーの天才ベーシスト AronTheBassist こと、アロン・ホデック君です。

ハイスイノナサ / 地図にない街【Official Music Video】

※音量ちょっと大きめです

これ、打ち込みじゃないんです。人力の演奏。

バンドや打ち込みやる人は、頭の中でちょっとシミュレーションしてみてください。とんでもない構成と、それを実現するスキルの上に成り立っていることがわかると思います。

いや、ホントこれ、あたまおかしい。でも、美しい。極上です。
この記事を書いた時点で、この動画が30万PVに満たないことに義憤を覚える。

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