かなり投稿のタイミングを逸してしまいましたが、ボビー・コールドウェルが亡くなりましたね。ご冥福をお祈りいたします。
特にファンではなかったですが、割と最近、「え?あれ?」と思うことがあって、そのことを書こうと思います。
イタリアのプログレバンド、ニュー・トロルスの曲で “Let It Be Me” と言う曲があります。甘ったるいラブ・バラード。
これ、ほんのちょっと前まで、オリジナルは、ボビー・コールドウェルだと思ってたんですよね。
オリジナルは、エヴァリー・ブラザーズで、1960年リリースでした。1955年のジルベール・ベコーの曲に英詞を付けたものだそうです。
まぁ、そうは言っても、ニュー・トロルスのは、ボビー・コールドウェルのバージョンを意識したものだろうな、などと勝手に思っておったところ、実は時系列としては、こうでした。
- 1976年 ニュー・トロルス
- 1995年 ボビー・コールドウェル
なんったる!考えてみればわかる話だけど、思い込みが激しいもんだからさぁw
ま、そんだけなんですけどね。
さて、実は、ここからが本題。
今日の Elise Trouw
ここ数年で「ボビー・コールドウェル」と来れば、私はどうしてもこの人を思い浮かべてしまいます。
(もう一つのブログには、たまさか貼ってたんですが)
Elise Trouw(エリース・トゥルー)。アメリカのシンガー・ソング・ライターでマルチ・プレイヤー。
フー・ファイターズの “Everlong” とボビー・コールドウェル “What You Won’t Do for Love” のマッシュアップです。えー、もう5年も前なのか。
この人のことは、その当時、この動画がお薦めに上がってきて初めて知ったんですが、ぶっちゃけ、まず、その美しい容姿に驚いたよ、ワシは。
(正直でしょw)
画像検索すると、ララ・クロフトのコスプレなんかしてて、どーも油断ならんw
音楽的な話も(一応)しておくと、コロナ渦中でのタル・ウィルケンフェルドとのコラボ(これは個人的にはイマイチだったな)や、あとはやっぱ、ジャック・コンテの Scary Pockets への参加(ほぼ準レギュラー?)など、ワタシ的なフックが結構ある。
マルチ・プレイヤーで美人。歌声もすっごく色気があってよい。
でも、それだけじゃオレを満足させられないぜ。
(って、何目線だよw)
ドラム。ドラムが凄いんです、この人。
この「ルーパーで音を重ねながらリアルタイムで曲を紡いでいく」手法自体は、よくあるスタイルではあるけど、何と言っても、この動画で凄いのは 3:23 からエンディングにかけてのドラムでしょう。
「マルチ・プレイヤーが曲を作る上で最低限必要な範囲のドラム・テクニック」と言うレベルではない。当時聴いて、「何じゃこりゃ!?」ってなりましたよ。もっと聴かせて欲しいと思うところでスパッと終わらせる辺り、また心憎い。
「そこ(だけ)じゃないのよ、私の曲は」ってことなんですかねぇ。
で、当時調べたら、2015年の Hit Like A Girl コンテスト18歳以下部門の準優勝者でした。道理で。
Hit Like A Girl とは?
Hit Like A Girl コンテストと言うのは女性限定のドラム・コンテストで、有名なところだと 2014年の18歳以下部門の優勝が佐藤奏。
ムジカ・ピッコリーノのルネッタとしての彼女しか知らない人は、これを視よう。
場所はプログレの聖地・シルエレ。
『是方博邦Rainbow Jam ☆ Twin Drums Special』
是方博邦(G) 芹田ジュナ(B) 川口千里(Ds) 佐藤奏(Ds)
ドラムはツインドラムで、もう一人は手数姫こと川口千里!
そしてベースは芹田ジュナ!😍 この人のことも、そのうちに書きたい。
閑話休題。
エリースは、この佐藤奏さんが優勝した翌年の準優勝者。そのスキルレベルが伺い知れると言うものです。
Scary Pockets
前述の Scary Pockets では、ドラムとヴォーカル両方の時も、片方ずつで参加の時もあります。
これが初回かな?ドラムとヴォーカル。
これはヴォーカルのみ。
これはドラムのみ。ゴーストノート過剰。(褒めてるw)
おまけ
ところで、そもそも私がこの Hit Like A Girl と言うコンテストを知ったきっかけは、これね。
(まぁ、このコンテストを知ってる人の多くが、この動画経由じゃないかなぁ)
いやー、今見てもなお、ワクワクするわねw
初めて見た時の「うっわ、スゲーの出てきた!」感を思い出す。
<追記 2023.04.08>
うっわ、ブロックされとる。ワーナーさん、無粋!
<追記 2023.05.28>
戻ってますね。
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