TOEIC でも最も苦手だったオーストラリア発音なので、全部をちゃんと聴き取れていないんですが、要は “Wish I could”(~なら良かったのに)系の後悔の言葉に対して「たらればだよな」みたいに返す時に使うみたい。
知らねーw
これの続き。
カモナ・ウシャコダ!
で、“Wish I could” と言えば、千葉県松戸市が全宇宙に誇る伝説のブルース、R&Bバンド、ウシャコダ!
ブルース、R&B をベースに雑多なジャンルを混ぜ込んで、かつ「ぼういず」のような「おちゃらけ」たライヴが身上のバンドです。
本当は彼らのテーマ曲とも言える『カモナ・ウシャコダ』と言う超・かっちょええ曲を貼りたいのでありますが、残念ながら公式はないので、Vo. 藤井康一さんの博多でのウクレレライヴでも貼っておこう。
ところで、ウシャコダは、メジャーデビュー(ワーナー・パイオニア)した頃、私が知る限り1つだけCMに出ていたんですが、これがもう全く以てググってもヒットしないんですよ。
ので!ワタクシが先鞭をつけるものである。😤
CMは、ワーナー繋がりで、パイオニアのテレビ・モニターのCM。上田知華+KARYOBIN との共演でした。上田さんは、当時、同じくワーナーで同時期にメジャーデビューしていたんです。
(2021年に亡くなっていたのか!まだ若いのに…。R.I.P.)
KARYOBIN は、上田さんの東京音楽大学時代の同窓を中心に編成された弦楽四重奏団。メンバーの変遷はあったようですが、金子飛鳥や溝口肇など、後々も音楽業界で活躍する人たちがいました。(溝口さんは東京音楽大ではなくて東京藝大ですけどね)
CMの構成は、上田知華の『ガールフレンド』と、ウシャコダの『カモナ・ウシャコダ』が交互に出てくる、と言うもの。
どちらも、その曲の一部抜粋と、それを元にした感じの曲をCM用にアレンジした感じになっていました。
(上田知華の方は公式あったので貼っとく)
映像は、本人たちが歌って演奏しているスタジオライヴっぽい感じになっています。
で、最後にウシャコダの藤井さんが、
「テレビはステレオの時代なんです(`・ω・´)キリッ」
って言う決め台詞を言ったあと、上田知華+KARYOBINとウシャコダの混成で、おそらくCM用にサクッと作ったであろう「楽しくやろう~♪いい音聴こう~♪」で大団円を迎えると云った内容でした。
「テレビはステレオの時代」って辺りがもう「時代」過ぎるんよww
マイティ・スパロウのサイテーサイアクの歌詞!
さて、この「ウシャコダ」と言うバンド名の由来。
カリプソの神様、マイティ・スパロウ(Mighty Sparrow)の “Congo Man” の歌詞に出てくる “Wish I could” と言う部分が「ウシャコダ」に聴こえるからだそうです。
この話自体は昔から知っておったのですよ。ファンの間では割と知られたトリビア。
でもですね、実は私、この元ネタの “Congo Man”。1回も聴いたことが無かったんです。
で、今回、半世紀近い時を超えてw、初めて聴いてみました。歌詞は Google先生にお願いしましょう。
(サムネで、そこはかとなくイヤな予感が…w)
😑(視聴後の私)
…これ、ヒドクね?w
いや、曲と唄と演奏はマジで素晴らしいよ。そこは非常に驚いた。
特に唄については、聴いて即座にアレアのデメトリオ・ストラトスを想起しました。凄いヴォカリーズ。
でも歌詞が…。
まぁ全部は訳さないけど。大まかな内容としては、
二人の白人女がアフリカ旅行に行ったとさ
人食い首狩り族に捕まってしまったとさ
一人は調理して、一人は生で食べたとさ
でも、あいつはそんなもんじゃ満足しない
もっと!もっとだ!
アイアイヤエー!うらやましいぜ、コンゴ・マン
俺も御相伴に預かりたい
あいつは胸やけするまで食いまくる
俺はまだ白人を食ったことがないと言うのに!
これ、ヒドクね?w(2回目)
自らのルーツに対しての冒涜であるのみならず、セクシャルな暗喩でもあることは上記の概略と動画のサムネでもわかると思いますが、詳細に訳せば、もっと直截な表現もあったり…。
いや、もうこれは、品行方正・規行矩歩・公序良俗・柔和穏健・デプレッシヴ・スイサイダル・ブラックメタルを自らの attitude として律する当ブログには、とてもじゃないけど全訳は載せられなくてよ。オホホのホ。
これよかよっぽどマシなモノがバンされると言うのに、こいつが普通に YouTube で(しかも無断転載ではなく公式として!)聴ける現代。
おかしいだろ、つべのアルゴリズムw
因みに、1989年以降、テレビ・ラジオでは放送禁止。
そりゃそうだね!😎
遠藤賢司!からの四人囃子!さらにチャクラ!
こんとろばあしゃるな話はさておき、ウシャコダに話を戻します。
私はウシャコダのライヴを4回くらい見ています。その内の1回は、遠藤賢司のライヴにゲストで出た時でした。
<追記>
ここで一瞬、追記。
ハードなフォークの遠藤賢司さんは健在なんですね!
すろとれ (id:slowtrain2013)さん
ブコメありがとうございます。以前はブコメ返しができたけど、今はできないので引用からメンションしておきます。
残念ながら健在ではないんですよ。 2017年に亡くなっております…。
<追記おわり>
さて、そのエンケンこと遠藤賢司。「日本のニール・ヤング」とでも呼ぶべきフォークシンガーですが、パンクでプログレな人でもありました。
ウシャコダは、エンケンのアルバム『東京ワッショイ』の表題曲『東京ワッショイ』に「ショイショイ合唱団」として参加しているんです。
(後続のアルバム『宇宙防衛軍』にも参加)
個人的には『続・東京ワッショイ』の方が好き。
(だけど、これと違うミックスがあって、そっちの方がより、好き)
エンケン本人が弾いてる(と思われる)、マーシャルフルテンのグレッチ・ロックジェットのピーキーしたソロのようなバッキングのような独特なギターがかっこいい。パンク!
で、このアルバムの中に『UFO』と言う曲がありましてな。
歌詞に出てくる「水金地火木土天海冥」は、これ以外に「水金地火木土天冥海」と言うヴァージョンもあります。(これも、そっちのミックスの方が好き)
そして、曲名を『UFO』にしたのは「間違えてピンク・レディーの印税が入って来ないかな、と思って」だそうです。🤣
どうだい?勉強になるだろ?ウィキペには絶対書いてないぜw
まぁ、そんなことは置いといて、演奏は、佐久間正英・岡井大二・佐藤ミツル。
そう、つまり四人囃子!
歌詞の内容は「意思と意識を持ち、擬人化されているUFOの視点」で語られる物語。
「UFO自体が意思を持つ者として擬人化されている」と言うのは、四人囃子の『空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ』を念頭に置いたものだと思います。
だからこその、編曲と演奏での四人囃子の召喚と相成ったと思われ。
(最強のプログレ・パッケージソング!)
ところで、このエンケンの『UFO』と言う曲、私が数十年前にいたバンドで、私自身が「やりたい」と言い出したにも関わらず、佐藤ミツルさんの流麗な速弾きギターソロをコピーできずに頓挫した、と言う苦い思い出がある曲でもあります。
(つい最近も別の曲で頓挫した話をコメントに書いたけど😅)
ソロまでひとっとび。(3:50まで飛びます)
ですが、齢50を過ぎてから、チャクラ『あこがれ』のギターソロをどうにかこうにかコピーできたワタクシ。今ならワンチャン、イケるかも?
(言うだけはタダだっぺ)
私の動画に付く英語のコメントから
そう言えば、私の動画に付くコメントは、知り合いや友人を除いて、英語が多いんです。
で、大抵は “cool” とか “nice” とか一言二言なんですが、前述の『あこがれ』については、比較的長めのコメントも付いたりしています。嬉しい。
- 素晴らしい演奏。もっと沢山の人がチャクラをカヴァーすべきだよね。
- チャクラで一番好きな曲。君はその価値を十分表現できている。「誰かカヴァーしてる奴はいないのか」ってずっと探してたんだよw
それと、ブン・イタクラがこんな風にスムースにスライドやベンドをしているってわからなかった。ソロ全体を通して全てが流れるようだね。
ありがてーありがてー。😊
前者の人は、my man と言ってくれました。これは「ダスティ・ベイカーと大谷翔平」について以前書いた時にも書きました。引用します。
ここで言う “my man” は、もちろん「私の男」ではなく、家族や親友を呼ぶときに使う言葉。スラングです。「こいつはスゲェ奴だ」と言うときにも使います。
後者の人の「君はその価値を十分表現できている」は、“do justice to” のイディオムで書かれていました。これ、知らなかった。勉強になりましたわ。
しかし、何と言っても海外の人々が、チャクラをここまで認識して愛聴している、と言うのが誠に喜ばしいことであるよ、と思うておりますの。😌
と言うことで、いぎたなく再掲してみる。(いぎたなくの誤用w)
ソロまでひとっとび。(2:40まで飛びます)
素晴らしい演奏。
(後半、崩壊気味だけどな。…って、ほっといてちょうだい!w)
今年の目標、達成できた?
今週のお題「今年の目標どうだった?」
そりゃもうバッチリさ!
(言うだけはタダだっぺ)
[E] “Bad chilli!”
[R] “Yeah~! Good chilli!”
[E] “Oh, fxxkin' bad.”
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