ダディ竹千代とは
ダディ竹千代ばなしは他にも書きたいことが沢山あるので稿を改めてそのうちに!
ってことで、改めまして、これを書きます。
ダディ竹千代&東京おとぼけCATS。*1
腕自慢のプレイヤーが集い、バカなことをやるコミックバンド。
創設者でリーダーのダディ竹千代さんは昨年2024年5月に亡くなっています。(R.I.P.)
ダディ竹千代とカルメン・マキ
ダディさんは、かつて加治木剛と言う本名で、カルメン・マキ&OZの作詞とマネージャーをしていました。
作詞を担当したのは、『六月の詩』、『崩壊の前日』、『閉ざされた町』、『空へ』 その他多数。
マキさん本人作詞の『私は風』などを除くと、多くの有名曲をダディさんが作詞しています。
(『午前1時のスケッチ』のように作詞だけでなく作曲している曲も)
言わば「日本語のロック/ハードロックの黎明」を築いた、とまで言うのは大げさですかね。でも、少なくとも、そこに名を連ねる一人だと言って良いと思います。
2014年のマキさんデビュー45周年ライヴから『六月の詩』。
チャーさんのレーベル ZICCA RECORDS からリリースされています。
Vo:カルメン・マキ
Gt:ハチ!(春日博文)
Ba:シゲ!(川上シゲ)
Dr:チャッピー!(武田治)
そして key:厚見玲衣!(アラベ~スク♪)
スタジオ版も春日さんがメロトロン弾いてたのかしらん?
ダディ竹千代とテクノポップ
※他のブログに書いてた話を少し改変
さて、ダディ竹千代&東京おとぼけCATSは「様々なジャンルのバンドの音真似」を得意の持ちネタとしておったんですが、とあるライヴでYMOの真似(『東風 TONG POO』が途中から盆踊り風になるネタ)をしておりましてね。
まだ盆踊り風に変容してないオリジナル部分を聴いている時のダディさん、
「いやぁ~、こりゃいーや」(棒)
と、まったく気のない様子で愛でていました。
たぶん、当時のテクノポップブームに苦々しい思いを抱いていたのでしょう。😅
因みに、この時キーボードを弾いていたのは、近藤達郎さん(チャクラ、ウニタミニマ、Phewバンド etc.)だったりしますw
大丈夫ですよ~アデラーンス~♪
これも他のブログに書いた奴。そのまま引用します。
エリツク・クラプツトン先生の「レイラ」の物真似の時、ダディ氏は最後に「大丈夫ですよ~」と言っている。
これは、その昔、アートネイチャーのCMで、「レイラ」の「チャララリラララ~ン」のリフがパクられていた事の暗喩なのであろうが、CMで「大丈夫ですよ~」と言っていたのは、アートネイチャーではなく、アデランスだ。
↑
どーよ、このどーでもよさ加減。
スキンツーペ か レオンカトーペ。はたまたデビッド・トゥープってな話でした(違
エリツク・クラプツトンと言っているのは、「エリック・クラプトン」と言ってはいけない何かが当時あったのか…。しらんけど。😅
で、最後は何のことやら、って感じでしょうが、男性用かつらのことを toupee(トゥーピィー、トゥープなど)って言います。スキンツーペ、レオンカトーペはブランド名で、「ツーペ」も「トーペ」も toupee が語源。
で、David Toop(デヴィッド・トゥープ)ってのは、そう言う名前の前衛的なアーティストがいるんです。そんだけw
「ちょっと聴き難い即興アンビエント()」みたいな文脈の音楽の人でもありますが、完全なフリー・インプロヴィゼーションの人でもあります。
前者アンビエント界隈の領域ではブライアン・イーノとのコラボや坂本龍一との共演などが有名。
👇この動画は完全に後者フリー・インプロヴィゼーション界隈w
こんな時でないと書かない話なので、ついでに書いておく。
坂本さんをアンビエント寄りの人として書いたけど、この人もデビューアルバムは、竹田賢一プロデュースで土取利行とのコラボと言う、完全なフリー・インプロヴィゼーションの人でもあったわけですよ。
竹田さんとつるんでいた頃の坂本さんは「私有財産を放棄して共有しよう!」とか言って、家庭を持ったばかりの竹田さんを辟易とさせていたらしい。😅
YMOになってメチャメチャ売れてからのインタビューでそう言ってたような曖昧な記憶w(たぶんインタビュアーが山崎春美さんの奴だったかな?)
「今、自分がそう言われたら?そりゃ断るでしょw」みたいなオチ付き。🤣
ダディ竹千代と竹内まりや
話を戻します。
ダディさんは、山下達郎さん竹内まりやさん夫妻と仲が良かったんです。
で、まりやさんとダディさんの共演で思い出すのが、まだ達郎さんと結婚していなかった頃の話。
ポプコンか EastWest か何かをテレビで放送していて、2人がMCを務めていたんです。
と言っても今日びの人はわかるまいw。どちらもヤマハ主催の音楽コンテスト。ポプコンはポピュラーソングコンテストの略。ざっくり言えば前者がニューミュージック系、後者がロック系。
で、その放送の時の出演バンドで覚えているのは「アレレのレ」(後のスターダストレビュー)。
ウィキペを見ると、スターダストレビューはポプコン出身となっていますが、当時のスタレビは「コンテスト荒らし」みたいなバンドで、複数のコンテストに出ていた記憶があります。名前も「アレレ」だったのが「アレレのレ」に変わったりとか…。
根本さんが、ギター持ってピョンピョン飛び跳ねながら歌う点について質問された時に「何か体が動いちゃう」みたいに答えていて、それを聞いたダディさんが、
「それってロックよぉ~💕」
と言っていたのが印象的でした。
まぁ、でも実は一番印象深いバンドは「放電玉組」(ほうでんたまぐみ)と言うバンドなんです。
これがもう、まったくググっても引っ掛からない。何ならオレの記憶の捏造ではないのか?と思うくらい引っ掛からない。
ただですね。まりやさんが、このバンド名を甚く(いたく)お気に入りでww
めちゃめちゃウケてて、笑いながら何度も口にするわけですよ。
何故か。
「放電」これは、まぁわかりますね。
「玉組」これは、宝塚を意識した感じなんでしょう。まぁわかりますね。
しかし、「放電玉組」と組み合わせることによって、とある部位が浮かび上がってくるわけです。
これね、「ドイツ語の hoden が何を意味する言葉か」、それをご存じだからこそ、まりやさんは、ご執心だったわけです。🤣
私は、竹内まりやと言う歌い手については、元々「割とファンと大ファンの間」くらいには好きだったんです。😅
でも、この時のまりやさんを見て、さらに大好きになりましたねぇ、ええ。
ところで、その「放電玉組」。どんな音だったか1ミリも思い出せませんが、練れた作曲・編曲の「ひねくれポップ」で、結構演奏が上手くて、XTC みたいな感じだったような薄らぼんやりした記憶があります。認知バイアスかもしれんがw
まぁ、無いものねだりしても致し方なし。まりやさんメジャーデビュー前のロフトセッションズでも貼っておきましょう。
(まさかロフトセッションズが公式になってたとはw)
ついでに、うえむらかをる(上村かをる)さんの『星くず』も!
ロフトセッションズの1番目を飾るビッグ・チューン。大好き。💕
この投稿を書くに当たり、たまたま初めて知ったけど、実は、うえむらかをるさんも東京おとぼけCATSに参加してたんだね!note に追悼文を書いてました。
晩年まで色々と共演歴がある模様。ダディさんのことは「カジキ」と呼ぶ仲だったらしい。
ついでに『星くず』の原曲も貼っちゃおう。
原曲は、久保田麻琴と夕焼け楽団(後のサンディー&ザ・サンセッツ)です。
これまた芬々たるスワンプの匂いでいい感じよ。☺️
ダディ竹千代と山下達郎
では最後に、まりやさんの夫君、山下達郎さんとダディさんの共作『偽りのDJ』。
(作詞:加治木剛 作曲:山下達郎)
ダディさんはライヴのMCで「あいつ、手抜きしやがった!w」と言っていましたが、まぁ、心安立てに、そんな風に言ってしまえるくらい仲がいい、ということでしょうね。
達郎さんの名誉のために言うと(って言うのもおこがましいがw)、手抜きと言うよりは、「笑い」を意図した曲を書くときは、「達郎」モードではなくて、「そう言う曲」モードになっていると思います。
ダディさんとしては、おそらく、いかにもな「達郎節」を期待したんだろうと思いますけどね。
私は決して嫌いじゃない、この曲。
ライヴだとエンディングで「人間ミュージックコンクレート」みたいなことをしていて(説明が難しい😅)、そこだけ切り取ると、なかなか「家庭内手工業的プログレ」を感じさせるものでした。
そして、これはこの記事を書くに当たり調べて初めて知ったんですが…。
2024年5月にダディさんが亡くなった時、達郎さんは5月26日放送『山下達郎のサンデー・ソングブック』の終わりに、この曲を流したそうです。
改めて、一年越しの R.I.P.
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