博多うどん頌(暫定完結編)
今週のお題「何して遊ぶ?」
ですが、ブログエディタの惹句は「💭GW、何する?」。
何って、博多うどん巡りに決まってるでしょうが。
(つまり仕事じゃ!コラ!)
そして、この「お仕事にかこつけた」博多うどん巡り、とりあえず今回で最後。
他のプロジェクトでまた訪福することはあるかもしれませんが、今回のように頻繁なペースのは、しばらく無いと思います。
と言うことで【博多うどん頌】暫定完結です!
オレ的博多うどんランキング FINAL!
ランキングはこんな感じになりました。
No. | 店名 |
アクセス |
営業 時間 |
定休 |
1 | うどん平 (たいら) |
博多 徒歩11分 |
11:15~15:00 | 日祝 |
2 | まことうどん | 姪浜 徒歩1分 |
11:00~14:30 LO 17:30~20:40 LO |
月曜 |
3 | 天ぷらうどん ※店名です |
唐人町 |
11:00~23:00 | お盆・年末年始・月曜 |
4 | 釜喜利うどん |
赤坂 |
11:30〜22:00 | 無休 |
5 | うどん和助 | 別府べふ 徒歩4分 |
11:00~15:30 17:30~21:00 LO |
不定休・主に火曜・年末年始 |
6 | 大地のうどん | 博多 徒歩3分 |
11:00~16:00 17:00~21:00 |
無休 |
7 | ウエスト |
赤坂 |
店による |
無休 |
8 | 博多やりうどん (福岡店) |
西鉄福岡 天神駅 すぐ |
7:30~21:00 土日は8:30~ |
無休 |
9 | 資さんうどん (博多千代店) |
祇園 徒歩6分 |
24時間 | 無休 |
10 | 牧のうどん (博多BT店) |
博多 徒歩すぐ |
10:00~23:00 | 不定休 |
11 | みやけうどん | 呉服町 徒歩5分 |
11:00~17:00 | 日祝 |
12 | 因幡うどん (空港店) |
福岡空港 徒歩5分 |
8:00~21:30 | 無休 |
「ここ数年行っていない or 最近初めて行った」
「何回も行ったことがある or 1回しか行ったことがない」
と云った条件のバラつきがあります。
あくまでも、「今の気分」そして「認知バイアスあり」のランキングです。
「アクセス」は、実際に私が行った店だけではなく「行きやすい店」の方を書いています。
では、FINAL と言うことで、以下、長いですが各店ごとに一言二言。(三言四言w)
私の場合、基本的に「ごぼ天」で攻めるタイプなので、そこについてもコメントします。
1位:うどん平(たいら)
タモリさん行きつけの有名店。それほど、やわやわ麺ではない。
ここは、とにかく出汁が上品!
ごぼう天は、大振りな薄切りをカリッと揚げた感じ。一番好きなタイプ。
お店は移転して外観も中もキレイです。
今回初なので後述します ⇒ 感想:うどん平(たいら)
2位:まことうどん
ここも出汁が上品。それほど、やわやわ麺ではない。
ごぼう天は細切りタイプ。(関東の人間にとっては、こちらの方が馴染みがある)
回数的には一番行っていて、「やっぱ最終的にはここに帰ってくるなぁ」と言う感じのお店。
3位:天ぷらうどん(※これが店名)
唐人町にあるお店。それほど、やわやわ麺ではない。
(ちょっと間が空きすぎたので再確認したいね。宿題)
食べ放題のキムチが辛いが美味い。
ここのごぼう天は、切り方が均質ではないところが、食感の多彩さを生んでいるのではないかと思う。
繁華街には遠く、さりとてビジネス街でもない、と言う場所柄もあってか、ランキング上位に入れた中では唯一、行列になっているのを見たことがない。
(昼時には行ったことがないので、その時間帯だとどうなのかは不明)
天ぷらうどん(店名w)の圧倒的本物感漂う外観
この外観で入るのを躊躇するかもしれないけど、入ってみると、仕事終わりのOLさん(ポリコレ違反w)や家族連れなど割と客層は広い。
それにしても…ここは店名がビッグワード過ぎてタグにできないw
4位:釜喜利うどん
やわやわ麺ではない。「蕎麦屋で呑む」のを、うどん屋でやるならこんな感じって言うのをイメージしてもらえるとわかりやすい。アテがとにかく美味い。
ごぼう天は、大振りな薄切りをカリッと揚げた感じ。一番好きなタイプ。
(ごぼう天うどんは食べてないんだけど、晩酌セットで「ゴボ天揚出し」を頼んだので)
5位:うどん和助
今回のランキングはすべて1年以内に行った店からエントリーしていますが、唯一ここだけ「数年前に1回だけ行った店」。
(大名店閉店のため今回行けなかった😭)
数年前の出張時に撮った奴。
豊前裏打会加盟店。やわやわ麺ではない。
大将は大地のうどん出身。大地のうどんと同様、大振りな薄切りのごぼうをカリッと揚げて輪っかにした巨大なごぼう天が有名。この時は「食べやすいようにバラして別添えもできますけど、どうしますか?」と聞かれて、そうしてもらった。
あとで考えると、おそらく「呑みのアテ」にすることを考えてのことかな、と思われ、うどんしか食べないのなら巨大輪っかで出してもらってもいいような気がする。
今のところ、思い出補正もありつつの、大地のうどんより上位に。
別府(べふ)の本店に行くのが宿題。
6位:大地のうどん
豊前裏打会加盟店。やわやわ麺ではない。
ごぼう天は、大振りな薄切りをカリッと揚げて輪っかにした巨大なもの。出汁はややキツめな印象。
今回初なので後述します ⇒ 感想:大地のうどん
7位:ウエスト
3大チェーン店のひとつ。それほど、やわやわ麺ではない。
激安居酒屋としての実力は、このランキングでもトップクラス。お店や時間にもよるけど、100円~100円台でビールやハイボールが飲めると言うのが高ポイント。1000円前後で、飲み物2杯+アテ2品+〆うどん、なんてことが可能な場合も。
天神界隈なら歩いて行ける範囲の店舗が4~5店あり、そこも魅力。
ごぼう天は、ゴリゴリした硬めの食感。あまり好きではない感じ。丸天は凄く美味い。
8位:博多やりうどん
それほど、やわやわ麺ではない。丸天うどんに槍のように長いごぼう天を添えた「博多やりうどん」が有名。普通のごぼう天うどんもあって、個人的にはそっちの方が好き。
これがその、「博多やりうどん」。数年前に撮った時の。
こちらは普通の「ごぼう天」。
丸天はともかく、ごぼう天は槍よりも普通の方が美味いと思うなぁ、個人的には。
現時点での「フィルターかかっていない」状態で、もう一回、「博多やりうどん」を食べてみると言うのが宿題。
9位:資さんうどん
3大チェーン店のひとつ。それほど、やわやわ麺ではない。読み方は「すけさん」です。
ここは、おでんとぼた餅もお薦め。
2回行った博多千代店は 24時間営業。仕事で遅くなった時にありがたかった。
ごぼう天は、博多やりうどんほどではないけど、長めのごぼう天。あまりこのタイプのごぼう天は好きじゃないかも。
10位:牧のうどん
3大チェーン店のひとつ。麺の硬さは3種類(硬めん、中めん、軟めん)から選択。
やかんは「注ぎ足し用の出汁」。麺が汁を吸ってしまうので、食べている途中でこれで注ぎ足す。
自分が食べたのは日和って「中めん」。それでも十分、お見舞いされた。
ごぼう天は、厚切りにしたものをフリッターのように揚げたタイプ。汁を吸ってもサクサク感が長く残る感じが好き。
甘辛く煮た牛肉。甘辛度は、牧のうどんがダントツで、これをおかずに白飯をガツガツいきたくなる味。でも、この組み合わせに白飯を足したら死ぬでしょうw
ここは、今回挙げたランキングの中でも、ある意味「唯一無二」と言っていいと思う。ラーメン食べない人なので適当な印象だけど、なんかー「二郎感」ある。
正直、しょっちゅう食べたいとは思わないんだけど、いつの日か「軟めん」をやらかしてみたいと思わせるような、そんな「別れても好きな人」みたいな店。
11位:みやけうどん
やわやわの The博多うどん。
『孤独のグルメ』にも登場した「史跡」と呼ぶべき店内。ぶっとくて軟らかい麺で、着席後、即座に提供される超ファストフード。「ざく切り」って感じのネギ、珍しい。
ごぼう天は「丸い具無しのかき揚げに、ごぼうの薄切りが混ぜ込んである」感じ。あまり「ごぼう感」は無いけど、これがある種「これぞ博多うどん」と言うイメージを創出していると思う。知らんけど。
12位:因幡うどん
やわやわの The博多うどん。
空港店は「福岡空港内で最もお安く食事が可能な店」の一つ。フードコートなので、席さえ確保できれば並ぶこともなく、急いでいる時にも最適。
ごぼう天は「丸い具無しのかき揚げに、ごぼうの薄切りが乗っている」感じ。あまり「ごぼう感」は無いけど、これがある種「これぞ博多うどん」以下略。
ランキングまとめ
以前ランキングに入れていた、うちだ屋、肉ちゃんうどん、卯らら(都内)は、数年前に1回なのに加え、個人的には印象に残らず、今回ランキング外としました。🙇
全体的に、
- 出汁(スメ)の上品さ
- 麺が著しく柔くない
と言うのがランキングを左右するパラメータになっていますね。
上位は甲乙つけがたいですが、今いまの私の個人的印象では、「うどん平(たいら)が頭一つ抜けている」感じがしています。
もちろん、次の【博多うどん頌】では変わる可能性あります。
まだ、以下のように「まだ見ぬ強豪」が残っていますし。
- 葉隠うどん
- 数年前に行ったきりの「うどん和助」
- ここ半年以上、頻繁に福岡に行っていたのに未踏だったのかよ!の「かろのうろん」
- etc...
それと、ランキングとしては、結果として、やわやわ麺が下位になってしまいました。
ただ、以前に書いた記事から引用しますとですね。
正直に言えば、私はある程度コシのあるの方が好みではあります。
でも、なんかー、教条主義的、原理主義的な思いから、ある種の義務として「軟いのも食べとかんとイカン」みたいな部分があるんです。
そもそも、やわやわのThe博多うどんには、これはこれで抗い難いものがあるんですけどね。
そう言うことなんですねー。
では、今回初めて行った2店(うどん平、大地のうどん)について以下、詳述します。
感想:うどん平(たいら)
オレ的ランキング、初登場1位。
タモリさん帰省時の行きつけの店として有名ですね。
2019年に移転して若干、駅から遠くなっています。
行ったのは GW直前の平日。GW期間中は5月6日土曜日のみ営業。それもあってか(またはいつものことなのか)、そこそこ行列。ただ、回転は早く10分ほどで入れました。
移転後のお店は外観も中もキレイです。
オーダーは、肉ごぼう天と、かしわ。
この店については以前、(まだ食べてもいないのにw)「やわの頂点」と書きましたが、実際食べてみると、ちょっと違いましたね。
中太の平打ち麺と言うのは情報として知ってはいました。ただ、もっと、因幡うどんや、みやけうどんくらいの柔い感じかと、勝手に考えていたんです。麺はその感じで、出汁が上品、と言うイメージでした。
でも、実際はそこまでやわやわではありませんでした。平打ちのためか、食べ進めていくと後半に向けて若干、柔くなっていく感じ。でも、著しい柔さではありません。
そして…めちゃくちゃ美味い!特に出汁が上品。
ここは、とにかく出汁が上品!想像を超えて美味かった。
ごぼう天は、パリパリさくさく。大振りな薄切りをカリッと揚げた感じの一番好きなタイプ。
そして、肉について。これまで食べた肉うどんに乗っている肉で、味付けも部位も一番上品だったのではないかと思います。
牧のうどんの甘辛く煮付けられた牛肉の対極にあるような感じ。
(牧のうどんのは、あれはあれで好きですけどね)
かしわも、薄味だけど妙に美味かったです。
いなりが売り切れなのを皆さん残念がっていたのが印象的でした。きっとスッゴい美味しいんでしょうねぇ…。
感想:大地のうどん
オレ的ランキング、初登場6位。
当初は最終日の移動日に行く予定でした。
移動日前日、仕事を終えて博多駅に着いたのが、19時過ぎくらい。この時間なら、まだ余裕で営業時間です。
重い荷物を背負っていたので一旦ホテルに戻ろうかと思いましたが、それでまた駅に戻るのも馬鹿らしく、結局直接、この日に行くことにしました。
少しだけ行列ができていて、それなりに混んでいましたが、長っ尻の人はそれほどいないようで、10分ほどで入れました。
店内は(店長や従業員の人も含めて)ライブハウスのような雰囲気があります。
ここは、豊前裏打会加盟店。やわやわ麺ではありません。透明感のあるうどん。
出汁は、結構しっかりした味で、ややキツめな印象あります。
ごぼう天は、大振りな薄切りをカリッと揚げて輪っかにした巨大なもの。
数年前に、うどん和助(大将は大地のうどん出身)で食べた時は、食べやすいようにバラした状態で別添えで出してもらったので、この状態で食べるのは今回が初めて。
特に、食べにくいわけではなかったですね。汁に浸った部分から切り離しながら食べ進めていけばOK。
私が行った時間だと、いなりが売り切れ。この店に限らず、どの店でも夜や閉店間際は、ご飯ものが売り切れのパターンが多いです。いなりや「かしわ」が食べたい人は昼の営業開始時間に頑張って早めに並ぶか、夜営業がある店なら夕刻の早めに行くのが確実なようです。
でも、出張だから夜しか行けんのだもん…。
最後に、またもやポリコレ違反な余談。
近くに座った女の人が、すっげー美人さんで瞠目しました。(いやガン見しちゃイカンだろ)
運ばれてきたごぼう天を前に合掌。
「いただきます🙏」
👍 その美しい所作に再び瞠目。(いや、だからガン見しちゃイカンだろて)
【予告】番外編:フランソアのパンを買いまくる!
さてさて、今回も、長くなりました。またもや続きます。
次回は博多うどん頌、番外編その4。
- ニューヨークストアの話
- 「まごおり」のミンチ天
- フランソアのパンを買いまくる!
の3本です!
鋭意下書き中ですが、その前に他の音楽系の下書きを片付けるかも。そこは気分次第で。
それではまた!
※最後の数行は使いまわし。省エネ。
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