[TOEIC900点を目指すオレのためのブログ]

TOEIC900点を達成したオレの雑録゛

アラカンで920点取得した後の雑駁な日々

ethereal passages 優美な英文たち(コメントわやくシリーズ)Bill Bruford

「わやく」とは、

  1. 理に合わないこと。むちゃ。
  2. いたずら。腕白。

NEU!(ノイ)もとい、の意。

って、出だしでこんなに情報量過多にしてどうするw

まず、私の英語力について。

「実英語力の無いままTOEICスコア高得点取る選手権」とかあったら、まぁ、間違いなくトップクラスに行けると思うな、オレ。

もうトップコンテンダーでしょ。

「900点以上で実英語力の無い人」の上位100位以内

には間違いなく入っていると根拠なく断言しますよ。

これ絶対入ってるよね。©みうらじゅん

前にこんなことを書いたんですが、この時は私、ピッタリ 900点の人だったんですよね。

この記事を書いた 2か月後に初の 900超え(920点)を果たしたんです。

たまのジャスト900点の時期と 900点超えた時で較べるとどうか、と言えば、個人的には実は全然違います。

前は、『ようやく「とば口」に立った』だけ。

今は『そこから数歩足を踏み入れた』感覚はある。

具体的に言えば、リーディングがアワード対象レベルになったと言う点ですかね。

ま、その後、長らく無勉となってしまったわけですけども!😅

さて、Reddit を読んでいたり、YouTube で動画のコメントを読んでいたりする中で、

「お!これは美しい文章だな」

と思う英文に出会うことがあります。

大抵は、誰かを褒めたたえるコメントなわけですが、ただの短文の連なりではない、英語学習者としてフックのある文章と言うのがあるわけです。

もちろん、その時々の自分のレベルと言うのも関係するわけで、

「以前だったらピンと来なかったけど、今ならわかる!わかるぞ!」

「何故かって?オレ、900点ホルダーだから 😤」

みたいなw

以下、転記(一部抜粋)して説明してみたりみなかったり。

Bill Bruford

ビル・ブルーフォード。

エスキング・クリムゾンの元メンバー。(ジェネシスは正式メンバーではないがツアーには参加)

ゴングやナショナル・ヘルスにも参加している。

そして、今回取り上げる U.K.。短命ながらも、プログレ界のスタープレイヤーを集めたスーパーグループです。

ブルーフォードは、ここ1年ほど、YouTube チャンネルで、自分が関わったバンドの過去動画を上げてくれています。

多くは、自らの名を冠するバンド「ブルーフォード」やアースワークスですが、イエスキング・クリムゾンの高画質な映像もあり、要チェックです。

で、6月に入ってお薦めに上がってきたのがコレ!

U.K. - In The Dead Of Night (Official Video)

うをを、この映像、断片的に見たことあるけど、こんなキレイな画質で見たことねーぞ。

U.K. は物凄くファンだったわけではないけど、お薦めに上がってきてからは、1日2回くらい見てしまいますw

尺は、プロモ用に3分程度に縮められています。途中でぶち切るのではなく、各パートをシュリンクしたものを繋げている。

これにより、図らずも「3分で聴けるプログレパッケージ」になっています。いや、図らずもってことはないか。「ぶち切られるくらいなら」と言う、せめてもの抵抗。

当人たち(もちろんファンも)の思いに相反する編集とは言え、これはこれで、結構、良いんじゃないかと思います。なかなかの労作。神編集ではなかろうか、と。

さて、ブルーフォードは、いつも説明欄に長い文章を載せています。

で、先ほど書いた、

今は『そこから数歩足を踏み入れた』感覚はある。

この程度だと全く太刀打ちできない文章と言うのがありましてね。

はい。このブルーフォード先生の書く文章。難しいです。

cynical、sarcastic な表現。複雑な文体。The英国!って感じの文章。

もちろん、おおまかなところはわかるんですが、「知っている単語、イディオムしか使っていない」はずなのに文意がパッと掴めないところが多い。

まぁでも、「ここだけの話」みたいなのをいっぱい書いてくれるので、面白いです。

と言うことで、以下、ブルーフォードの文章を訳していきます。

音質、画質ともに、このビデオはAクラスだ。
この時のことを殆ど思い出せないが、この曲は大きなビジネスとなり、バンドの急成長をもたらした。
このビデオは(聞いたことがあると思うが)「レコードレーベルが王様」だった頃を思い起させる。
ラジオで曲がかかるようにするには、それ無くしては無理だった。商業ラジオのフォーマットは、彼らの無限の叡智によって 3分か 4分に収まるようにする必要があった。クイーンやその他のバンドが登場するまでは。

in their infinite wisdom 彼らの無限の叡智によって

マジで辟易としていたんでしょうなぁw

アルバムトラックをラジオ向けに編集すると言うのは、息が詰まって押しつぶされそうな気分になり、結果、これよりも酷いものになることだってある。このビデオは、ホールズワースのかつて無いほど短いソロがフィーチャーされている。今となっては、それは豪奢ではないが、小さな宝石だ。

このあとは、正直、文意が掴みにくい「ダイナミックスに関しての文章」が続きます。

締めはこんな感じ。

それでもなお、この曲はラジオで大きな注目を集め、バンドに対しては多くのドアが開かれることとなった。残念ながら、我々はその向こう側に行けなかったのだが。

バンドが短命に終わったのと、ブルーフォード自身も脱退したからですね。

UK - In The Dead Of Night

もう1本。

同じく、”In The Dead Of Night” のスタジオ・バージョン


こちらは、アルバム完成記念パーティにフランク・ザッパが来た話を書いています。何それ、面白ーい。

エディ・ジョブソンは(U.K.の前は)、フランク・ザッパのバンドにいて、彼は、スタジオでのアルバム完成記念のプレイバック・パーティーに、この偉大な男を連れてきてくれた。
大きな音でアルバムをプレイし(アルバム1枚をこんな素晴らしいオーディオシステムで聴ける機会なんて普通なら生涯に1回あるか無いかだろう)、スタジオルームには友人たち、レコード会社の重役たちが集まり、シャンパンなどが開けられた。
最高の夜だった。
フランクの話は面白く、覚えている限りでは、彼は完璧な紳士だった。

「フランクの話は面白く」。ここは、”Frank made nice noises”。

make noises 発言する、話す

今回初めて知った表現です。へぇ~。複数系にしないと「雑音」になるので注意。*1

で、問題は最後の一言。

ザッパが完璧な紳士!

アレですかね?紳士スタイル(素っ裸にネクタイと靴下のみ)でパーティ会場に現れたんでしょうか?🤣 *2

おまけ:パット・ブーンのメタル・カヴァー

あいかーちゃん (id:AIaoko) さんの、この投稿を読んで思い出しました!

パット・ブーンが、1997年に何をとち狂ったのかメタルのカヴァーアルバムをリリースしたことがあったんです。アルバムタイトルは『メタルバカ一代』(原題:In a Metal Mood)。🤣

基本はジャズのビッグ・バンドアレンジですが、メタリカやオジーの曲を演っています。

無駄にカッチョええww

ただ、ドリー・パートンのロックへのアプローチが祝福感・祝祭感をまとっているのとは異なり、パット・ブーンの場合は、当時出演していたゴスペル番組の司会者を降ろされたりして、キャリアに穴を空けることになってしまいました。無茶しやがって…。

ドリー・パートンのは、完全に相手の土俵に立っているところが凄いですな。
feat. ロブ・ハルフォードですよ!ww

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*1:複数系にしないと「雑音」になるので注意:make some noise だとライブでの煽り文句「声出していけよ、おらー!」とか「盛り上がっていこうぜ!」みたいな意味になります。ももいろクローバーZサラバ、愛しき悲しみたちよ」の歌詞にも出てきますね。

個人的ベストmake some noise は(公式に無いので貼らないけど)スナーキー・パピーのショーン・マーティンが “Sleeper” のソロで、トークボックス(※ヴォコーダーではない)で観客を煽る奴。どちゃクソかっけー!

*2:紳士スタイル(素っ裸にネクタイと靴下のみ)でパーティ会場に現れた:ザッパのファンたる者が、こう言うことでパブリック・イメージを操作してはいけません。そのメンタルはダメです。それを人はこう呼びます。ファンダメンタル…おやすみなさい💤