[TOEIC900点を目指すオレのためのブログ]

TOEIC900点を達成したオレの雑録゛

アラカンで920点取得した後の雑駁な日々

Sleeper が好きなんです!

名手は数あれど、やはりAWAの帝王、バーン・ガニアのそれはレベルが違うと言ってよいのではないでしょうか。

…って、スリーパー・ホールドの話ちゃうわ!

Snarky Puppy の人気曲と言えば

スナーキー・パピーの公式チャンネル(GroundUP Music)で動画を人気順で並べると、こうなります。

“Lingus”
曲の半分を締める Cory Henry(コリー・ヘンリー)の「止まんなくなっちゃった」系の圧倒的なシンセのソロで有名な、スナーキーの曲きってのフラッグシップ・ナンバー。現在、コリーはグループからは離れていますが、おそらく、その後の彼のキャリアを決定づけたソロだと言ってよいと思います。

“What About Me?”
この曲も、ラスト近くの Larnell Lewis(ラーネル・ルイス)によるアイコニックなドラム・ソロでファンの間では知られている曲です。ラーネルの印象が強すぎて、その前の Bob Lanzetti(ボブ・ランゼッティ)によるギターソロが割を食った感じ。渾身のソロなのに印象が削がれているんじゃないか、と。

上記2曲の2023年6月時点での再生数は、

  • “Lingus” が 3334万
  • “What About Me?” が 1338万

まぁ、そうでしょう。

彼らのライヴを生で観たことがありますが、この 2曲が始まった時の客の騒ぎっぷりときたら、そりゃもう…。って私自身も騒ぎまくったわけですけど。😅

もちろん、この結果に異論はございません。私もベスト3を選ぶなら、2曲は、同じ曲をチョイスします。

Sleeper が好きなんです!

そして、この 2曲に比肩する曲として私がベスト3に挙げたいのが、この曲。

“Sleeper”
Shaun Martin(ショーン・マーティン)のモーグトーク・ボックス(トーキング・モジュレーター)のソロが印象的、かつスナーキーの曲では比較的珍しく「泣き」のイメージがある曲。

2023年6月時点での再生数は、796万。

え?1000万、行ってないのか?

と言うことで、またもや要らぬ義憤に燃えて書き始めてしまったのが本記事となりますw

前述の 2曲は、ベーシストでリーダーの Michael League(マイケル・リーグ)の曲。

一方、“Sleeper” はトランペットの Mike Maher(マイク・マーハー/マー)の曲で、どちらかと言えば、いくつかのフックのあるパーツを演奏者のスキルによって名曲に仕上げる感じの曲。
(つまり、「ジャズ的」な有りようの曲ですね)

でも、何より大きな違いは「属人性の問題」。

前2曲は、コリーやラーネルのとんでもないソロで有名とは言っても、2人がいないと演奏できない曲ではない。事実、私が観た時は、ドラムはラーネルだったけど、コリーは既にスナーキーから距離を置いていた時期で、“Lingus” の弾きまくりソロは Justin Stanton(ジャスティン・スタントン)が担当していました。

でも、“Sleeper” は…。これ、他の人がソリストでやったこともあったと思いますが、ショーン・マーティンのモーグトーク・ボックスのソロ無しで成立させるの困難だよねぇ。

“Lingus”、“What About Me?” は、コリー、ラーネル抜きでも成り立つけど、ショーン抜きの “Sleeper”、それは果たして “Sleeper” なのか?みたいな。

まぁ、この辺の差なのかなぁ、と。

そう言えば、確か、コリーがソリストの動画がどこかに上がってたような。

それは見たいね!

あとは、アレだ。Bobby Sparks(ボビー・スパークス)が弾くワーミーバー・クラビネットクラビネットに巨大なビブラート・アームを装着した、しみじみ ridiculous なバカ楽器)なら、ショーンのトークボックスに対抗できるかも?😅

これね。バットマンTシャツの人が弾いてる奴。アホみたいでしょw(劇賞)
     ↓

さて、ここで例によって、あまり他の人が語らない部分の話をすると、音楽的に細かい部分はさておき、“Sleeper” のMVでワタシ的なフックは以下の部分。

  • 1:56 自分のパートを忘れてタイミングを逸するショーン 😅
  • 5:17 ショーンのブルージィでイナタいフレーズに感動しているギターのボブ・ランゼッティの表情
  • 6:19 ラストに向けてショーンの煽情的スクリームのソロ。ここで再び、ランゼッティの「感に堪えない」感じで感動している表情
  • 6:19 その後ろで「うわっはー、ショーン、かっけー!🤣」って感じで笑っているギターの Mark Lettieri(マーク・レッティエリ)。Tシャツがヴァン・ヘイレンww *1

ちょっとだけ英語の話

少しだけ英語の話もしておきましょう。

ここで言う、sleeper の意味が何なのか、わかりませんが、sleeper には「競馬の大穴」の意味があります。

この表現を知ったのは、2001年のMLBオールスター戦、ホームランダービーを観ている時のイチローバーニー・ウィリアムスの会話。

バ「誰が勝つと思う?」

イ「サミー(ソーサ)かアレックス(ロドリゲス)?」

バ「俺は大穴で(ジェイソン)ジアンビ

Giambi is my sleeper.

一介の英語学習者が、この表現をいつ使うんだ?って話ですがw

超・因みに、な話をしておくと、バーニー・ウィリアムスは引退後はプロのギタリストになっています。(現役時代から音楽活動もしていた)

と書くと、知らない人は「大したことない選手だったのかな」と思うかもしれませんが、さにあらず。ヤンキース永久欠番51を持つ名選手です。イチローヤンキースに移籍する時に、この永久欠番の51を使う案がありましたが、イチロー自身が「とんでもない」と言って固辞したため、31 になったのは有名。

閑話休題。英語の話で、もう一つ。

スナーキーの動画には大抵、説明欄に以下の文言が書いてあります。

Recorded and filmed live (free of overdubs)

もちろん、「自由にオーバーダビングしていいよ」ではなくてw、「オーバーダビングしてない一発録りですよ」と言う宣言文。

私が、KNOWER のことを書くときに使う、

「これ、補正はあれども一発録りですぞ」

って奴ね。

この free の用法は、例えば「グルテン・フリー」などで日本語の中にも浸透はしていますけど、こんな風に別の単語で使われると、一瞬「え?」ってなりますね。

(何々からの)呪縛から逃れて自由となっている

みたいな、ある種、演繹的な理解の仕方をしないと、出会う度に毎回「え?」ってなりそう。

と言うことで、今日の「弾いてみた」

習作なのでヒッソリと記事の後ろに上げますw

(習作)Sleeper Intro.  録音年:2023

全編コピーする、なんて無茶なことをやるつもりはございませんw

Caustic を使うようになったキッカケの一つである、あるネタのための習作。

モーグのソロ部分が、このあと(いつの日かw)何かの楽器に置き換わる予定です。

それがいつになるかわからないので、習作として上げてしまうことにしました。

そもそも、このバージョンに愛着が湧いてきた、と言うのもあります。😎

曲や機材の詳細については、こちらを。

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*1:Mark Lettieri(マーク・レッティエリ)。Tシャツがヴァン・ヘイレンww:また余計なことを書いてしまうけど、彼は自分のチャンネルでデスメタルやってるんですよ。まぁジョークとしてなんだけど。でもね、これはメタル心が無いとできない奴w